プロテインとがん治療の関係性
プロテインとがん治療の関係性
2020.12.04

がんやがん治療中はどうしても食事が摂りにくくなってしまう方もいらっしゃいます。

ですが身体や体力、免疫力を維持するために食事や栄養は必要不可欠です。そこで注目されているのがプロテインです。

今回はプロテインとがん治療の関係性についてお伝えしていきます。

プロテインとは?

そもそも、プロテインとは何を指すかご存知でしょうか。プロテインとは英語でタンパク質を意味する言葉ですが、プロテイン=プロテインパウダーとして広く認識されています。

人の身体はタンパク質と水分でできていると言っても過言ではなく、骨や内臓、筋肉、血液、髪の毛、爪など身体を構成する多くの部位がタンパク質からできています。

人の身体にとって必要な栄養素であるタンパク質を効率的に摂取できるものがプロテインです。

タンパク質が不足するとどうなるのか

タンパク質が不足してしまうと、人の身体は様々な部分の機能が低下してしまいます。
例えば、タンパク質が不足すると筋肉量が低下してしまい怪我の治りが遅くなったり体調不良を引き起こしたりしやすくなるのです。

〈タンパク質不足が要因で起こる身体の不調〉

・イライラし、身体が疲れやすくなる
・筋力が低下する
・貧血になる
・免疫力が低下する など

がん治療とプロテインの関係性とは

1:体力と身体の維持

がん治療は体力が無いと行うことが難しいものもありますし、がん治療自体体力を多く使います。がん治療中には高タンパクで高カロリーの食事をとることで少しでも体力と身体の維持が重要となってきます。

ですが、がんやがん治療によって食欲が無くなってしまうと言うのは聞いたことがあるかと思います。がんの診断を受けた時点で約半数の患者さんの体重が減っており、がん治療が進むと8割以上の方の体重が減少してしまいます。

がんやがん治療によって食欲不振や吐き気、嘔吐など様々な症状がでることにより思うように食事が摂れないことが原因となっています。
そのまま食事が摂れないと体力は減る一方ですので、プロテインを飲むことで少しでもタンパク質やその他の栄養素を摂取することが可能です。

2:栄養素摂取による免疫力の維持

プロテインから栄養素が摂取することで、がんやがん治療による免疫力と体力の低下を改善する事ができます。

がん治療には手術や抗がん剤治療による化学療法、放射線治療などがありますが、どれも免疫力にも身体にも大きなダメージを受けてしまいます。

免疫力が下がることで日和見感染(免疫力の低下によって健康な状態だと感染しない病気に感染すること)を起こしてしまう可能性もあるため、免疫力はとても重要となっているのです。

プロテインを摂取することで、少しでも体力、免疫力を維持することができるのです。

プロテインのメリットデメリット

プロテインを摂取する前にメリットとデメリットを必ず把握してきましょう。

メリット

・必要なだけのタンパク質について必要な時に簡単に摂取することができる
・カロリーや脂質を抑えたい時に抑える事ができる
・身体に吸収しやすい形で商品化されている

デメリット

・複数の栄養素が含まれている商品が多いため、サプリや食事の組み合わせによっては栄養を過剰摂取してしまう可能性がある
・飲みにくいと感じてしまう場合がある

できるだけ食事と併用する

プロテインだけで身体に必要なすべての栄養素が摂取できるわけではありません。あくまでも補助食品であることを理解し、食事が摂れる時には積極的に食事を摂るようにしてください。

また、食事が摂れる際にプロテインを摂取すると栄養を過剰摂取してしまう可能性があるということも理解し、量や頻度を調整するようにしましょう。

免疫プロテインとは

免疫プロテインは新タンパク成分のアイムP26を配合したプロテインで、炎症性の痛みの軽減やがんやがん治療による免疫力低下の改善が見られており免疫力低下によって生じる感染症を防ぐことができる効果が期待されているプロテインです。

また、抗がん剤による体力低下の改善にも効果があると言われており、免疫プロテインを飲んで治療を受けることで、抗がん剤の治療によって激化した腸内環境を復元することができるとも言われています。

必ず担当医に相談しプロテインを摂取する

がん治療の状況やがんが発症した場所によっては、プロテインを摂取することで逆に身体に負担をかけてしまう場合もあります。

身体のために摂取していたものが身体に負担をかけていてはなんの意味もありません。

プロテインを摂取する場合には必ず担当医に相談して摂取するようにしてください。