フコイダン療法について解説
フコイダン療法について解説
2020.11.27

フコダイン療法というものをご存知でしょうか。がん治療中の方で耳にしたいことある方、初めて聞いた方といらっしゃると思います。

今回はフコダインと療法とはどのようなものなのか副作用やがん治療の効果などについてお伝えしていきます。

フコイダンとは?

フコダインとは海藻(もずく・わかめ・昆布・めかぶ等)に含まれる滑り成分の1つです。

特にもずくに多く含まれており、フコースという「糖」に硫酸基結合したものが数多く連結したものを総称してフコダインと呼んでいます。

フコイダンの機能

フコイダンはまだまだ研究中ですが、今現在知られている作用の中に抗腫瘍・抗がん作用があり、フコイダンが持っている効果の中に、

・免疫増強作用
・アポトーシス
・血管新生阻止
・転移、浸潤阻止
・がん細胞接着阻止
・マウスでのがん増殖阻害、延命効果

があることから抗がん作用があると言われています。

なぜフコイダン治療はがん治療になる?

アポトーシス作用

上でも軽くフコイダンに抗がん作用があることをお伝えしましたが、フコイダンの性質として、『アポトーシス作用』というものがあります。

人の体は約60兆個の細胞で構成されており、新陳代謝によって古い細胞が死に、新しい細胞に入れ替わっています。健康な細胞は一定期間がすぎると自ずと死を選んで死んでいくように遺伝子情報の中に組み込まれています。

このように“細胞が自ら死を選んで自滅していく作用”を、アポトーシスと言います。
がん細胞は身体の中で生き続ける細胞、つまりほとんど死なない細胞です。

フコイダンにはがん細胞を死に追い込む効果があります。がん細胞が自ら死を選んで自滅してくれるわけですから、がんの治療になるのです。

免疫強化作用

フコイダンには免疫増強作用があることが分かっています。免疫が強化されれば正常な細胞達も元気になり、強くなります。
そうなるとがん細胞と戦う力が強くなりがん細胞に負けなくなるのです。

がん細胞に負けない通常の細胞を増やすことでがん細胞への抑止効果が高まるのです。

血管新生抑制作用

がん細胞は通常の細胞の3~8倍ものブドウ糖(糖分)を消費すると言います。
がん細胞は非常にエネルギーを消費するため、がん患者は通常の食事をしても痩せていってしまうのです。

がん細胞が栄養を取り込む入り口は血管であると分かっています。がん細胞は自ら栄養を取り込むための血管を作ります。

フコイダンには血管新生抑制作用という新しい血管を作らせないという特性があります。
新しい血管が出来ないため、がん細胞に栄養がいかなくなりがん細胞が死んでいくのです。

フコイダンは科学治療の副作用を抑える効果がある

フコイダンには上に記載したようながん治療の効果だけではなく、科学治療時の副作用を抑える効果もあります。抗がん剤での治療には激しい副作用があり、嘔吐や抜け毛、深刻な場合には腎臓機能に障害をもたらします。

ですが、フコイダンを服用することで、抗がん剤が正常な細胞へもたらすダメージを軽減し、副作用を抑える効果があることが分かったのです。

また、抗がん剤とフコイダンを併用することで、アポトーシス作用を起こす割合が約2倍にもなったという実験結果もあります。
フコダインには抗がん剤の効果を増強すると同時に正常な細胞を守って副作用を抑えてくれるという素晴らしい物質なのです。

フコイダン療法を始めるには

フコイダン療法のメリットについてお伝えしてきましたが、どのように療法を始めればよいのでしょうか。

担当医に相談する

フコイダン療法だけでなく、何か新たな治療を始める際には必ず担当医に相談をしましょう。服薬中の薬との相性や副作用等をしっかり考慮したうえでアドバイスをもらう事が出来ます。

信頼のできる病院もしくは業者を選ぶ

フコイダンは病院で摂取することも出来ますし、サプリメントのような形で気軽に摂取も出来ます。市販されているものも、信頼できるものなのか、含有量がしっかりとあり効果のでる量を摂取できるのか、しっかりと調べて相談をした上で決めることが大切です。

実は含有量が少なくて全く意味がなかった、お金だけたくさん取られてしまった、といったこともありえます。必ず下調べをし納得した上で決定するようにしましょう。

まとめ

がん免疫療法の1つとして注目されているフコイダン療法。人間が本来備えている自然治癒力を元にした治療法ですが、フコイダンのアポトーシス作用を用いることで、少しでもがんで弱った身体ががん細胞と働く手助けをしてくれます。

しっかりと情報収集をし、納得した上で安心できる病院もしくは会社で取り掛かるようにしましょう。