がん予防に効果がある飲み物
がん予防に効果がある飲み物
2021.01.25

現代の日本では、日本人のうち2人に1人が一生に一度はがんになるというデータがあります。
それほど日本人にとってがんとは身近な病気になっているのです。

身近な病気だからこそ、普段の食生活から予防できることをすることに越したことはありません。

今回はがん予防に効果があると言われる飲み物についてお伝えしていきます。

飲み物でがんは100%防げる?

残念ながら飲み物や食べ物だけで100%がんを防ぐことはできません。

ですが、知識があることでがんのリスクを上げるとわかっているものを避けることはできますし、
健康にいいものを選ぶ習慣をつけることで発がんリスクは減らす事はできます。

がん予防に効果があると言われている飲み物

緑茶を飲むことで結腸がんや乳がん、卵巣がん、前立腺がん、肺がんの発がんリスクの低下に関係があると言われています。
緑茶には没食子酸(もっしょくしさん)エピガロカテキン(EGCG)や没食子酸エピカテキン(ECG)などのポリフェノールが豊富に含まれます。

緑茶を飲むことで細胞が中性化し、がんにつながる細胞損傷を防いでくれますし、がんによる新たな血管の形成を防いでくれます。がんが成長していくときにはがん細胞に

よって新しい血管を形成されてしまいます。新しい血管の形成が、すべてのがんの成長において重要な必要条件なので、その新しい血管が形成されるところにカテキンが対抗してくれるのでがん予防になるのです。

緑茶と言えば中国と日本の緑茶が有名です。中国の緑茶と日本の緑茶では日本の緑茶の方がカテキンの含有量が多いそうです。カテキンががん予防に効果的ですので、少しでもカテキンの多い緑茶を選ぶようにしてください。

コーヒー

コーヒーを飲んだ女性は、子宮内膜がんになる確率が20%低く、閉経後にがんを発症するリスクも24%下がったという実験結果がありますし、コーヒーを飲むことで肝がんの発がん率を下げるとも言われています。

コーヒーには炎症を和らげる作用があり、肝炎の進行を防ぐことによって、肝がんを予防するのではないかと考えられています。

また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸をはじめとするたくさんの抗酸化物質が動物実験などで肝臓のがん化を防御する方向に働いているという報告もあります。

コーヒーにはカフェインなどの物質も入っているため、飲みすぎはよくありませんが、コーヒーにもがん予防に効果があると言えるでしょう。

ただし、コーヒーにクリームや砂糖を入れるのはできるだけ避けましょう。クリームや砂糖をたくさん入れると、コーヒーの発がん予防効果が相殺されてしまいます。ブラックコーヒーに味を加える場合は、少量の牛乳とシナモンなどのノンカロリー調味料を使うのがおすすめです

牛乳

牛乳1杯(236ml)にはカルシウム300mgが含まれており、結腸がんの予防効果が期待できます。カルシウムを1日700mg以上摂取した人は、1日のカルシウム摂取量が500mg以下の人よりも、一部の結腸がんを発症するリスクが45%も低いことが明らかになっています。

牛乳の脂肪に含まれる共役リノール酸という物質に、乳がんの発生を抑制する働きのあることが、海外で実施された動物実験で確かめられていますし、悪性黒色腫、結腸・直腸がん、肝がん、肺がん、前立腺がんに対して、共役リノール酸が抑制効果を示すというデータも報告されています。

牛乳に含まれる乳清たんぱく質には、シスチン/システインとγ-グルタミルシステインペプチドを含み、これらの物質が活性酸素種を破壊し、発がん物質の発がん作用をなくしてしまうため、がんの発症予防に関連すると考えられているのです。

ですが、牛乳の過剰摂取は禁物です。牛乳には脂肪分も多く含まれています。多く摂りすぎると肥満の原因となり、別の病気の可能性も出てきてしまいます。必ず適量を摂るようにしましょう。

まとめ

最初にお伝えしたとおり、飲み物だけで100%発がんリスクを無くすことはできません。

ですが、がんは日本人にとって身近な病気だからこそ普段の食生活からできることをするに越したことはありません。人は毎日必ず飲み物を摂取しますので少し意識して、緑茶やコーヒー、牛乳を飲んでみてはいかがでしょうか。

身体にいいからと言って過剰摂取は禁物です。自分の年齢や食生活に合わせた適量を摂るようにしてください。

また、がん予防には良くてもお持ちの持病になんらかの影響がある場合もあります。何か持病がある方は必ず担当医に相談してから摂るようにしてください。