がん予防にきく?サプリメントの効果について
がん予防にきく?サプリメントの効果について
2021.05.06

今、日本人の2人に1人が一生のうち一度はがんになり、3人に1人が、がんで死亡すると言われています。

それほど日本人にとってがんは身近な病気になっているのです。

身近な病気だからこそ、普段の生活からできる予防をしていくことが必要です。
今回はがん予防とサプリメントの関係に関してお伝えしていきます。

サプリメントでがん予防は可能?

いくつかのサプリメントや栄養素の中にはがん予防に効果があると言われているものがあります。ですがサプリメントは栄養を補填するものです。

サプリメントを摂っておけばすべてのがんを予防できるわけではありません。

サプリメントだけに頼りすぎず食事からもバランス良く摂取することががん予防に有効であると言えます。

がん予防の効果がある成分

DHAやEPA


青魚に豊富に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)は、プロスタグランジンE2を介したがん細胞の増殖の抑制、さらにはがんの予防や治療の効果を高めることが明らかになっています。

実際に毎日魚を食べている人は、大腸がんや乳がん、前立腺がんなど欧米型のがんになりにくいと報告されています。毎日青魚を食べることが厳しい方や魚が苦手な方はDHAやEPAのサプリメントを摂取することで同じような効果を得ることができます。

βグルカン


キノコに含まれる多糖類のβグルカンには、がん細胞を抑制する免疫のメカニズムに作用する可能性があると言われています。さらに、睡眠関連ホルモンのメラトニンには抗酸化作用や免疫増強作用はじめ、多くの抗腫瘍効果を有する可能性があるとも言われています。

さらに最近の研究ではがんに有用な多糖類はβグルカンに限られず、アルファグルカン、アラビノキシランや多糖体タンパク結合成分などにも特徴的な免疫活性化作用があることがわかりました。きのこが苦手な方は大豆やごぼうにもβグルカンは含まれていますのでサプリメントだけではなく、食品からも取れるようにしましょう。

マルチビタミンやミネラル

マルチビタミンやミネラルは体力が消耗している時や栄養状態が悪化している時に良いと思われていますが、がん予防にも効果があります。
特に女性はマルチビタミンやミネラルのサプリメントを摂取していない方より摂取している方の方ががんにかかるリスクが減少することが分かっています。

現代では食生活の偏りやアルコールの摂取、ストレスやハードワークで身体のビタミンの使用量が増えており、ビタミンが不足しがちになっています。健康のためにもがん予防のためにもがん予防のためにも不足するビタミンを補うためにサプリメントを使用すると良いでしょう。

セレニウム

セレニウムは海藻類や乳肉類、卵や穀物製品など多くの食品の中に含まれています。セレニウムの摂取量が少ないと結腸直腸がん、前立腺がん、肺がん、膀胱がん、皮膚がん、食道がん、胃がんを発症するリスクを高める可能性があります。

食品がセレニウムを含む量はその野菜や動物たちが育った環境によって異なりますので、もし不安な場合はサプリメントを使用しましょう。

フコイダン

メカブやモズク、昆布などの海草類の表面にはぬめりがあり、このぬめりに多く含まれる成分がフコイダンと呼ばれています。フコイダンには、がん細胞増殖のために必要な血管新生を抑制する作用を備えており、がん細胞の転移を防ぐことができます。

さらにはNK活性を高める作用、免疫力増強効果もあるのです。フコイダンは海草類を食事として摂取することでも利用できますが、海藻類が苦手な方、安定して摂取をしたい場合にはサプリメントで摂取するようにしましょう。

フラクトオリゴ糖

乳酸菌製品に含まれているフルクトオリゴ糖には腸内細菌である乳酸菌を増やして腸内環境を正常化し、免疫力を高める効果があり、大腸がんの予防や感染症の予防ができます。

たまねぎやニンニク、大麦等の食品に含まれており、比較的摂取がしやすいですが、食事バランスが崩れてしまっている際や不安な時にはサプリメントから摂取するようにしましょう。

可能な限りバランスのとれた食事を

がん予防に効果のあるサプリメントをご紹介しましたが、一番大切なのは食事から必要な栄養素をバランス良く摂取することです。

塩辛いものや脂肪の多いものなどが溢れており気をつけていないと過剰摂取になってしまいます。可能な限り野菜や穀物、発酵食品を取るようにしましょう。

また、お腹いっぱい食べるというのもよくありません。身体にいいのは腹8分目です。いくら色々な栄養素を摂取したくても食べすぎては別の病気に罹ってしまうかもしれません。

今ある病気の殆どは満腹で食べ物の摂取のしすぎから罹ってしまうとも言われています。腹8分目まで食べて、それでも不足するものはサプリメントで摂取するようにしましょう。